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80歳で20本の歯を。8020運動を積極的に推進する歯科医院現在、80歳で20本の歯を残そうと、8020（ハチマルニイマル）を合言葉に8020運動が広まりつつあります。一昔前は、ご年配の方の多くは、お歳と共に歯が抜けてしまい総入れ歯の方も多くおられました。しかし、近年では歯科医療の進歩により、お歳を召されても、歯を残せる可能性が高くなっております。そこで、中長期的な目標として1989年より当時の厚生省と歯科医師会が8020運動の推進をはじめました。20本の歯が残っていれば、食べ物を十分に噛むことができるであろう、ということから20本残すという目標になりました。21世紀は虫歯を削ることや、歯周病でぐらついた歯を抜くのではなく、そもそも虫歯や歯周病にかからないように予防することが歯科治療の根幹となると思っておりますし、現に全体的に歯科治療の基本方針も予防にシフトしつつあります。現在はインプラントなどの技術も発達しており、義歯でも非常にしっかりした歯が得られます。しかし、患者様のご両親からいただいた歯でモノを噛めるのが一番ですし、しっかりと虫歯や歯周病予防に重点を置いて生活されれば、多くの方々が8020の目標を達成できると感じております。そのためには、虫歯や歯周病予防の重要性を患者の皆様に十分にご納得いただけますようにご説明差し上げることが非常に重要であると考えております。一方、虫歯などでご来院いただいた場合の治療方針としましては、極力削らない、抜かない治療を心がけておりますが、症状がひどくどうしても必要な場合は削って詰め物を入れる場合や、抜歯をいたします。優先することは、口腔内全体の健康であり、例えば歯を抜かずに治療しても、逆に他の歯への悪影響が懸念された場合は悪い歯を抜歯し、口腔内全体の保護を最優先といたします。また、全体の治療は、一通りの検査を終えた段階で、どういう方針で治療を行うのか治療方針をたてた後、患者様にご理解いただけるようにわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。治療方針を立てるときに必ず考えることは、どうすれば現状よりもよくなり、さらには将来的にも末永くご使用し続けることができる治療ができるか、ということです。このことを念頭に置いて、数ある治療方法から患者様に合わせた治療計画を作成いたしております。また、歯科医にかかることは決して恥ずかしいことではありません。お口のトラブルは誰にでも起こりえます。それを治療するのが歯科医ですし、私の仕事のやりがいです。豊田市上郷町に医院を構えるみこしば歯科医院では、患者様に対して一日も早くお口の健康を取り戻し、健康な生活が送れることが最優先であることをスタッフ一同理解し、努力しておりますので、必要以上に心配なさらずに、一緒に治療していきましょう。